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昔の本のアルメニアと私の旅したアルメニア♪

2017.4.15〈3日目)

何を怒鳴られているか分らなかったおばちゃん乗務員がいた

ジョージア(グルジア)から国際夜行列車で着いたアルメニアのエレバン駅。

アルメニアって どこにあるの?

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               外務省HPより

アルメニアってどんな国なの?

アルメニア Wikipedia

1991年にソビエト連邦から独立した国ですよ。

とりあえず我が家にある古い本の中から4冊アルメニアに関する記述を集めて見たんだけど。


1)昭和40年(1965年)発行の世界文化シリーズから
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「アルメニア共和国の首都エレワンは独特の雰囲気を持った町だ。
一言でいえば そこに住む南国気質がかもしだす楽天的で
人なつっこい空気が町じゅうにあふれている。」
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「トルコと国境を接しており、歴史上いくたびもトルコの侵略を
こうむっているだけに、人々のかおだちや街並みにも
どことなく中近東色が感じられて親しみやすい。」

コニャックとアララトの国

「ノアの方舟伝説で知られるアララト山はトルコ領内にある山だが
市内からみても広々としたブドウ畑越しにはるかに望んでも
アララト山のひいでた山容のすばらしさは圧倒的である。」

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「コニャックはウクライナでもグルジアでも作っているが
どのロシア人に聞いても一番いいのはアルメニア産だと答える。

文豪ゴーリキがエレワンを訪れた時に
「この町の地下のぶどう酒倉庫の階段を上って外に出るのは
アララト山の頂上に上るよりむずかしい。」と言ったらしい。」

2)1955年発行 岩波出版通信 ソ連・中国の旅
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「アルメニアは世界最古の民族の一つ。
紀元前七世紀からこの地に住む
前一世紀には地中海からカスピ海までの大版図をもったが
以後ペルシャ、アラビヤ、トルコ、帝政ロシアなどの圧政に苦しんだ。
1920年からソ連の一共和国となった。」

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「河のほとりにあるような泥づくりの家をつぶし、丘の上のような洋式建築を
どんどんたて、首都エレヴァンのレーニン広場の周囲は宏壮な建築に囲まれている。」

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「荒れ地がまだ多いがやがて緑地化するだろう。

アルメニアへ日本人が大勢入ったのは今度がはじめてで
いつも群衆に取り囲まれた。」

3)世界の奇跡 庄司浅水著 1964年発行
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この本によれば
「氷河にとざされた標高五二〇〇メートルのアララット山の登頂は
なかなか容易なことではなく、久しく登頂の成功を聞かなかった。
それには、この地方に住むアルメニア人が、
この山を聖山として、頂上にはノアの箱舟が残されてあり、
それを破壊されぬため、人間の近づくのを神から禁じられていると信じ
この山に登ろうとしなかったのも一因だった。」

一万五千トン、長さ百五十メートル、高さ十五メートルもある巨大な箱舟が
標高五千メートル以上の山の氷河の中に、
そっくりそのまま残っているとしたら、
それこそ、「奇跡の中の奇跡」というべきであろう。


4)世界紀行文学全集10 ロシア・ソビエト
1979年発行
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アルメニア紀行の中に セバン湖の無人の教会の写真がある。
ここも今やアルメニアのリゾートになってるんだけど。
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「もともと平和を愛する民族であったが、相次ぐ強国の侵略のため
住民は商業民族としてユダヤ人のごとく世界中に離散するものを生じた。」

と、ありますね。
遠くミャンマーはヤンゴンにもアルメニア教会がありましたから。


新しい本では、

蔵前仁一さんのバルカンの花、コーカサスの虹
良かったですよ。

バルカン半島やコーカサス地方を旅する人にお勧めの本です。
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今やアルメニアは私のようなばあちゃんでも行き当たりばったり旅できる国。

緑にあふれ、

治安も良くて人も優しい♪

ほっとのんびりできる国♪

そんなアルメニアの旅を、失敗も多いんだけど、

これから書いて行きますから見てくださいな。






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Commented by sahne-miz at 2017-06-20 21:47
こんなにアルメニアのことが書かれた本があるなんて!!しかも風景が日本のように様変わりしているわけでもなく、なんとなく面影を残しているところがやっぱり、コーカサスの良いところですね。本の紹介ありがとうございます!ますますコーカサス、好きになりそう〜
Commented by slow33jp at 2017-06-20 22:29
sahne-mizさん

家にある古い本にあるアルメニアの昔です。
そうですよね、昔の面影が残ってますよね。
60年前の交通公社の世界のガイドブックには
ソ連は載ってないので 学術目的以外は
入国できなかったようですね。
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by slow33jp | 2017-06-20 20:22 | アルメニア | Comments(2)

体力ゼロ 好奇心いっぱいの一人旅 イエメン大好き


by カフカフカ