怒鳴りっぱなしのおばちゃん乗務員、怖~い!ジョージアからアルメニアへの国際夜行列車♪
2017年 06月 17日
想定外!想定外!
ジョージア(グルジア)からアルメニアへの国際夜行列車♪
大きな声で怒鳴るおばちゃん乗務員。。。
通路ふさぐくらい太ってて 怖~いロシアのおばちゃんという感じ。
もっと優しい声で言えないの~?
これから先の予定は8時20分の夜行列車で
ジョージア(グルジア)からアルメニアへの国境越えの寝台車。
宿のおばちゃんが夕方6時半まで部屋を使っていいと言ってくれた。
イースターで親戚の家を訪ねるので無人になるらしい。
鍵は隣の食料品店に預けてとのこと。
半日無料で使わせてもらうので持参してきたハンカチやらおもちゃをあげた。
夕方6時半にタクシーも手配してもらった。
部屋でのんびりベッドの上で明日のアルメニアはエレバンの宿を
探していた。
良さそうな所が見つかりそうになるとWiFiが切れる!
まだ時間があると思っていたら ドンドンとドアを叩く音。
開けてみたら 昨日水を買った店のお姉さんが立っていた。
なんとタクシーが来てるとのこと。
え~、後30分後なのに~。
あわてて支度してタクシーに乗り込む(汗)
旧市街~トビリシ駅 タクシー4ラリ。待たせたので5ラリ払う。
このトビリシ駅ってまるでスーパーマーケット。
エスカレーターで上がっていってもホームがどうしても見つからない。
アルメニアとの国境でアルメニアのお金でビザを払った方がいいので
両替屋はあるかと聞いても駅には無いと言う。
今日も街中でドルからアルメニアへの両替をしたいと言ったら
両替屋3軒ともできないと言うんだよね。
おかしいな、ホームはどこ?
電車のきっぷを見せたらあっちと。
指さす方に行ってもホームは見当たらず。
ドアはあったので開けたら下に見えるのは?
非常階段のような造りの粗末な階段の先にホームらしきものが見える。
階段の所にたむろしてた兄ちゃんにキャリーバッグを降ろしてくれるように頼む。
後でわかったことだがこの兄ちゃんたちも乗務員だった。
これが寝台車のチケット。A寝台85.37ラリ(約4100円くらい)
この電車に乗るんだけど
ここが私のコンパートメント。
荷物を置いてから写真を撮ったり何か買おうと思ってたら
なんともう鍵がかけられていて外に出られない!
空気はよどんでいて。。
こんなことと分っていたら もう少し上にいるんだった。。
そのうちもう一つのベッドにスペイン人男性がやってきた。
名前を聞いたけど忘れてしまった。
彼も空気が悪い、外に出たいと言ってデッキに行ったようだが
本当だった、開かなかったと。
私たち、まるでjail (牢屋)にいるみたいだねと笑った!
なんでも2週間で6か国回るんだって。駆け足なのでびっくり!
アゼルバイジャンが気にいったと言っていたけど。
先ほどの兄ちゃんがシーツと枕カバーを持ってきた。
枕は上の棚に置いてあった。
シーツが掛け布団代わりみたいだ。
することも無く WiFiも無いのでベッドに横になる。
夜10時頃国境付近でパスポートを集めに来た。
しばらくしてまた返却されて。
何時だったか例のおばちゃん乗務員が私に何か怒鳴るので
国境越えの手続きかなと思った。
列車から下に降りるのかと思ったら大きな野良犬が3匹真下で吠えている。
遠くに警備員が見えるので呼んでみたけど気づかない。
しかもホームは階段がないので1.5mくらい下にあり ちびの私は降りられない。
どうしようと思って戻ったらおばちゃんはここにいろとゼスチャー。
あ~、もう~ インターナショナルトレインだから英語を話す乗務員を
そしてもう少し穏やかに話す人にしてほしいよな。
おばちゃん乗務員は同室の彼にチャイを飲むか?と聞いて来た。
彼が頼んだので私も頼んだら(もしかしてチャイは寝台車込?)
なんと恐ろしくまずいチャイ3ラリ!
3口でパス!(ジョージアは紅茶の国なのに~)
おばちゃん、大分もうけてるね。
隣のコンパートメントを見て日本人?と思ったら台湾の男性だった。
夜中頃 また起こされてホームに降りる(階段が付いていた)
皆の後を付いて行った建物でアルメニア入国の申請書類をもらい記入。
申請書とパスポートを提出してビザ代を支払う。
料金は、通貨によって8USD、13ラリ、3,000ドラムだったかな?
次に違う建物に入りパスポートに入国スタンプが押されるという順番だったか?
あ~、やれやれ。
良く眠れぬまま朝を迎え
おばちゃんが起こしに来る。
やれ、シーツと枕カバーだのと職務熱心なのはいいけど
どならなくてもいいんじゃない?
2人で肩すくめあって笑ってたけど。
朝もやの中 古い列車が残骸となって
この旅一番のフォトジェニックな風景だったのに
あっと思ったらカメラを取り出す暇も無く通過していた!
車窓にはなんとなく寂しい風景やさびれた感じの工場が点在する。
朝6時半頃? エレバン駅に到着。
あ~、これぞ駅だよね!
エレバン駅
エレバン駅に到着してみたら
駅前は店が全く開いておらず どこかのカフェでWiFiで今夜の宿を決めようと
思ってたのに。。全くの想定外!
ちょうど日本人が3人いたので
私はKさんカップルが予約していた宿について行くことにした。
タクシーをシェアして宿へ。
駅前タクシーは吹っ掛ける!!
もう一人のYさんだったかしら?は隣駅前の50$の宿を予約していたのでそこで下車。
Yさんは駅前に両替屋が無くてタクシー代を払えないからとKさんに10$渡して行った。
Kさん夫婦はスーダン駐在の政府系職場の方だった。
スマホの地図で宿まで上手に誘導してくれて助かった。
タクシー代5$は私が支払いました。
なにしろ宿なしだから 助かりました。
Yさん、10$はKさんにお預けしましたよ。
エレバン駅構内にATMがあったのでクレジットカードでキャッシング。
あれ、おかしいな?
暗証番号が違うと2回も!
よ~く見たらいつも使うカードでないクレジットカードを挿入していた。
15000ドラム ゲット!
アルメニアの通貨は4で割った数字が大体日本円らしい。
国際夜行列車の旅、おばちゃん乗務員はあの地声が普通なんだろうけど。
あ、それと本気でおばちゃんに怒られたことがあるんだけど、
それはナイショ♪
ようやく着いたアルメニア♪
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