ダマスカスの宿探し
2013年 09月 16日
きちんとしたバスの時刻表がないので とにかく人に聞くしかない。
シャハバからダマスカスまでは1時間半。60SP。
到着したのはガラージュ・パラムケ(ガラージュ・ソーマリエもその中にある)。
シリアのバスターミナルはどこも街の郊外にあり、南部行や北部行と別れているので
乗り換えて目的地に着くまでに結構時間がかかる。
ダマスカス市内行に乗り換えてようやく到着。
さあて、これから宿探しだ。
安宿のアル・ラビ・ホテルやアル・ハラメインホテルに行くとfull。
うち1軒はちょっと待ってと言われ待っていたが、見せられたのはいままで
マットレス置き場だったよね?と思われる窓の無いマットレスの積まれた三角の部屋だった(ふぅ~)。
いずれもバックパッカー利用が多い宿だが ロビーはきれいに作られている。
私はトイレ付のシングル希望。半バックパッカー。窓のない部屋は絶対にいやだ。
とりあえず2軒のうちどちらか泊まれるだろうと安易だったので他の宿を
地図で検討していなかった。
分かりやすい道に戻り地図を見ていたら、電気やのお兄さんが話しかけてきた。
あなた、モスリム?私の黒だらけの服装にスカーフの格好を見て言ったのだろう。
ダマスカスでは 女性の服装はピチッとした体の線が出る上着にジーパンという
女性も多い。中にはへそ出しルック女性も。男性はもう普通のTシャツ&ジーパン。
イエメンから来ると 同じイスラム圏かと思うほど自由だ。
非日常を求める旅人としては服装にはホントがっかり!
このお兄さん、宿を探してると言うと私のキャリーを預かってるから探してきていいよと言ってくれた。
目の前に安宿があり、階段登って行ってみたら 1室空いていたが 中部屋の窓無し2畳くらいの
部屋。泊り客はシリア人男性のみ。どうしてもなかったら仕方ない?
電気やの兄ちゃんに話したら あそこには泊まらない方がいいよって。
また宿探し続行。近くのデラックスホテル(国旗がはためいている)にいくとfull。
でも姉妹ホテルを紹介してくれた。
あわてて電気やに戻りキャリーを持ってデラックスホテルへ。
ホテルのボーイさんを案内につけてくれ一緒にタクシーで宿に向う。タクシー50SP。
まあまあのホテルだが1泊45$。まあ一国の首都だから仕方ないか。
ボーイさんにチップ50SP渡してバイバイ。
ようやく宿が決まりほっとした。
窓からはダマスカスの地形がわかるような山に伸びる住宅が広がる。
トイレは水洗だがトイレットペーパーは流してはいけません。
ホテルをでて 新市街を歩くとあれっ、結構ホテルの看板あり。
夕飯はちょっとさびしいヨーグルト&シュワルマ。
近くを散歩していたら美味しそうなフルーツジュースのオープンカフェが。
隣のテーブルの兄ちゃんたちのも美味しそうだな。
みんなフレンドリー!!
シリアを旅してたくさんの笑顔に会いました。
東京でシリア大使館にビザを取りに行った時、笑顔もなく傲岸な態度の大使館員に
自国に旅してくれる観光客に対するサービス精神が欲しいなと思ったのと対照的!
明日はバスでパルミラを目指します!
ポチッおねがいします
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イスラム原理主義の反体制派に反発を持つ人も多いのでしょうね。
マスコミでは悪の象徴のようなアサドを支持する人も実際は多いのでしょうね。
この写真の若者たちが戦火に巻き込まれて亡くなった人もいると思うと辛いですね。
それにしても現地でのホテル探しはハラハラですね
電気やの兄ちゃんに荷物を預けて心配ではなかったですか?
彼の父親の銅像が町の入り口にありました。
政治体制を知らずに行きましたが そのような現実を見て
今の惨劇にいきついていることに気づきました。
旅の便利タブレットを持っていないので大きな街では宿探しに
苦労しました。
荷物を預けて心配は一切しませんでした。優しいなあと思っただけ。
まあ、写真も撮ってありますしね。